フォワーダー賠償事例
フォワーダーが貨物損害、誤配、通関過誤、継搬費用、第三者賠償、E&Oなどに関して賠償対応を行った匿名加工済み事例を掲載するカテゴリーです。
冷凍貨物の解凍損害における貨物保険代位求償とCarrier回収
リーファーコンテナの冷凍機故障により冷凍貨物に解凍損害が発生し、約1,200万円の損害が荷主の貨物保険で処理された後、代位求償に対応したHouse B/L発行フォワーダーがCarrierから約900万円を回収した事例です。梱包単位が小さく個数が多かったため、package limitationによる責任上限額が実損害額を大幅に上回った点も扱います。
輸入果物貨物の遅延・腐敗―検査費用・廃棄費用の賠償事例
悪天候・海象による本船座礁で果物貨物が約1週間遅延し、一部腐敗が確認された事例です。貨物本体は貨物保険で全損処理されましたが、対象外となった検査費用と全量廃棄費用約100万円を元請フォワーダーが支払い、賠償責任保険から保険金を受領しました。
SLC条件でのコンテナ穴見落としによる海水濡損とフォワーダーへの代位請求拒絶
Shipper’s Load and Count条件で積み込まれたコンテナへ海水が浸入し、貨物に約150万円の水濡れ損害が発生した事例です。荷主の貨物保険から免責金額10万円を控除した約136万円が支払われ、貨物保険者はフォワーダーへの代位求償を行いましたが、フォワーダーは責任を否定して請求を拒絶しました。その後の実運送人への代位求償までを整理します。
日本港向けばら積み貨物の白粉付着・発錆
貨物取次を行った日本港向けばら積み貨物に、船倉内の結露・湿気を原因とする白粉付着と発錆が生じ、傭船者から請求された船倉又は荷役設備の清掃費約70万円をフォワーダーが支払った事例です。
輸出機械の修理部品急送費用―フォワーダー負担と賠償保険処理
EXW条件で輸出された機械が、輸送中の振動・衝撃、コンテナ内の荷動き及び固定不良によって損傷した事例です。製造者が修理可能性を確認するため技師を派遣し、修理部品を航空便で急送しましたが、これらの費用は貨物保険の対象外となり、元請フォワーダーが約20万円を支払った後、フォワーダー賠償責任保険から保険金を受領しました。
マレーシア向け輸出機械破損と現地代理店経由の示談
マレーシア到着後に輸出機械の破損が確認され、House B/L発行フォワーダーが現地代理店を通じて荷受人・買主と約USD3,300で示談し、弁護士費用を含む約70万円を立て替えた後、フォワーダー賠償責任保険から保険金を受領した事例です。
輸出機械破損に伴う技術者派遣・代替部品費用と国内外の弁護士費用
約USD300,000相当の輸出機械が海外で破損し、日本からの技術者派遣、現地修理、代替部品の送付等に約340万円、日本及び海外の海事弁護士費用に約160万円を要した事例です。フォワーダーは合計約500万円を立て替えた後、フォワーダー賠償責任保険から保険金を受領しました。
積地CFSでの機械貨物破損―B/LのPackage Count不一致による求償不足
船会社側の管理下にある積地CFSで機械貨物が破損し、House B/L発行フォワーダーが荷主へ賠償した後、船会社へ求償した事例です。House B/LとOcean B/Lで責任限度額の算定基礎となる梱包単位が一致していなかったため、荷主への支払額のうち船会社から回収できたのは約半額でした。
タンクコンテナからの液体化学品漏出と汚染除去費用
国内陸上輸送中のタンクコンテナから有害物質を含む液体化学品が漏出し、専門業者による洗浄、汚染除去及び安全確認の費用として約1,000万円規模の請求が生じた事例です。
中古機械の油漏れによるコンテナ洗浄費用
輸入中古機械が輸送中に傾いて残留油が漏れ、船会社から約10万円のコンテナ洗浄費用を請求された事例です。日本側フォワーダーが支払った後、海外代理店から一部を回収したものの、原因を立証できず残額が自社負担となりました。